×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
旧島松駅逓所。
今日、見物してきた。
駅逓所ってのは明治の昔、いわゆる馬車交通の中継所、休憩所、宿泊施設、郵便局、等々の役割を担っていた所で、今で言うなら道の駅みたいなものか。
現在は国指定の史跡になっている。
明治時代に、明治天皇が北海道の開拓状況を視察するために来道した折、
途中、昼食に立ち寄ったのがこの駅逓所で、そんなこんなで国の史跡になってるのかもしれない。(曖昧)
その時代を感じさせるのが、天皇陛下が来るっていうことが決まって、
当時の駅逓所の管理人だった中山久蔵が急いで駅逓の建物を増築し、
増築部分を明治天皇の行在所(立ち寄って休むところ)とした点。
昼食を食べに寄るためだけに建物を建て、専用のトイレも造り、
畳も菊の御紋入りのものを仕立てる。
しかもその後その部屋は立ち入り禁止の開かずの間。
驚き。
が、その時代はそれが当然のことだったんだろう。
ところでこの駅逓所はそれだけじゃなく、(タイトルにもあるが)
クラーク博士があの有名な言葉を残した場所でもある。
Boys,be ambitious.
上2枚、クラーク博士の記念碑。
クラーク博士が札幌を離れる際、別れを惜しむ札幌農学校(今の北大)の学生たちが、
見送りをするために札幌からこの駅逓所までついてきた。(馬に乗って)
その学生たちに対してクラーク博士が残した言葉が、
ボーイズ、ビーアンビシャス。
昨日のDr.コトーで、
コトー先生が剛洋に贈った辞書に書かれてた言葉。
(結局長々書いてきたけど、ここが重要!)
ちょっと感動しちゃって…。
だから見物に行っちゃったっぽいミーハーな自分。
PR
この記事にコメントする